皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、ちょっと青空の見える曇り空でスタートです。
はてなブログの今週のお題は、「最近あったちょっといいこと」ですけど・・・。
皆さん、最近、パートナーから手紙をもらったことありますか?
ワシは、昨日、山ノ神から手紙をもらいました。(手紙と言うよりメモ)
もらいましたというか、朝起きたらテーブルの上にメモがありました。
え? え? え~~?
逃げた?
飲兵衛で無駄遣いばかりするワシとの生活に嫌気がさし、家出をしたのだろうか。
それとも・・・。
ビクビクしながら、手に取り読んでみると、そうではありませんでした。
それは、それは、とっても、短い手紙でした。
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〇〇様(ワシの名前)
おはようございます
六時半におこして下さい
△△△(山ノ神の名前)
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山ノ神は、うつと付き合いだして以来、ワシより早く起きることが出来ません。
そんな彼女が、朝の決められた時間に『何かをしなければ』『何かをしよう』と考え、それでも自分で起きる自信もなく・・・。
この短い手紙となったのだろう。
明日の朝おこしてほしいと書く山ノ神の想いは、どんなだったろう。
筆ペンで書かれた文字は、流れるように美しく書かれていました。
山ノ神から、こうしてテーブルの上に手紙を置いていただくのは、何年ぶりだろう。
以前は、ワシが二日酔いなどで起きることが出来ず、目が覚めたら手紙と食事がテーブルの上に置いてある、というパターンなどでした。
当時は、それほどありがたみも感じず、当たり前のこととして受け止めていました。
しかし、今回の手紙は、なんだか、とてもいとおしく、一文字一文字に何か強い思いと、自分ではどうしようもないという切ない思いを感じ、朝から胸が熱くなりました。
手紙を見た後、いつもの通り、仏壇などの朝のお仕事をし、約束の時間になり、ちゃんと起こしてあげました。
起こした後、それでも部屋から出てくることはありませんでしたが、誰かに電話をしているようでした。
数少ない友人との約束でもあったのでしょう。
そのかすかな声を聞きながら、ふと思いました。
『あの手紙は、大事に保管しよう』
新聞折込みの広告紙の裏に書かれた手紙の隅っこに、ワシは、日付を書いてファイルしました。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:私の愛は増すばかり、良い家庭
誕生花: 12月5日