江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

「対策してるから五輪やります、なら、対策したからお酒出します、も良いんじゃない」というゆきぽよさんのまっとうな意見。

f:id:gotoshikari:20210621102824j:plain


昨日、9都道府県の緊急事態宣言が解除されて、一部、まんぼうに移行しましたけど、その中で、どうしてもシカリさんが気になる行政の高飛車ぶりがあるんですよね。

 

それは、飲食店へのお酒の出し方の規制。

 

酒類のオーダーを午前11時~午後7時まで」とか「滞在時間90分以内、1グループ2人まで」とか、色々と条件付きでお酒を提供できる条件を自治体ごとに決めている。

 

感染防止の観点から言えば、当然のお願いなんだろう。

 

ところが、シカリさんはどうしても腑に落ちないことがある。

 

例えば、オリンピックの方は「色々と対策をしたうえで1万人の観客を入れる」「IOC関係者を入れて2万人」などと平然と途方もない数字を発表している。

 

一部では、野球やサッカーも実際やっているじゃないか、との意見もあるけど、地方限定の大会と世界レベルの大会を同じに考えてもらっちゃあ困る。

 

まあ、いずれにしてもオリンピックをこれだけの規模でやれるのに、なんで飲食は対策をしたうえでも規制をかけられるんだ?

 

組織委員会の対策は信じられるが、飲食業の対策は信じられない、と言うことでしょうかね~。

 

シカリさんにとっては、どちらも同じレベルでリスクを抱えていると思うんですけどね。

 

同じリスクを抱えたもので、片方は認められて片方は認められないというのは、どうしても納得いかないね。

 

そこんところを、ゆきぽよさんが指摘されたそうです。

 

実に、ストレートなまっとうな意見だと思います。

 

シカリさんが引っ掛かるもう一つの点は、お願いをするのに相手を死に追い込むような手段が認められるのか、と言う点。

 

すでに何回も主張していますけど、「飲食業に自粛をお願いするのなら。まず、生活の保障をしろよ!」と言うこと。

 

何の権利があって、廃業に追い込むような真似をするんだよ!

 

協力金の支払いもまともにできない行政の言葉は、しらじらしい。

 

こうした横着な対応は、日本人の質を誤解させるじゃないか!

 

ワシら日本人は、そんな横着ではない。人にお願いをするのなら、まず、お願いする方が、お金を出すべきだろう。

 

自民党の取り柄(自称)は、「経済の安定」じゃないのか?

 

ところが、ここに来て、それすら守れない実態がハッキリしましたね。

 

国民の生活も命も人権も文化も経済も守れない自民党は、どうぞ、廃業して下さい。

 

いや、廃業に追い込みましょう!!

 

***************************************************************************

「『対策できるから五輪やります』であれば、お店も『対策してるからお酒出します』でよくない?」ゆきぽよ、都の対応に疑問

ABEMA TIMES、6/21(月) 6:48配信

 

 17日、菅総理が会見を開き、10都道府県に発出されていた「緊急事態宣言」について9都道府県(北海道、東京、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡)を20日で解除とし、沖縄県については7月11日まで延長することなどを発表した。20日で解除された9都道府県のうち、7都道府県(北海道、東京、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡)は「まん延防止等重点措置」に移行し、埼玉県、千葉県、神奈川県と合わせ期限を7月11日までとする。   

 さらに、まん延防止等重点措置への移行に伴い酒類の提供は解禁となるが、東京都については酒類のオーダーを午前11時~午後7時まで。滞在時間90分以内、1グループ2人までとすることを発表。さらにステージ4に感染状況が悪化した場合、酒類の全面提供停止もあり得るという。

 

 一方、開催ありきで進む東京オリンピックパラリンピックについては観客を入れる方向で調整されている。丸川珠代東京オリンピックパラリンピック担当大臣は「(イベント開催の)政府で決めた上限規制を上回ることはないと理解している」などと話し、政府が大規模イベント開催にあたって定めた“上限1万人”という観客制限に沿って決めるとの認識を示している。ただ、要人やスポンサーなどの招待客が観客と別枠になるかどうかは定かではない。  

 一連の問題について、モデルでタレントのゆきぽよが言及。「シンプルに対策できるからオリンピックやりますと言うのであれば、お店も対策しているからお酒出しますでよくない? と思います」と疑問を呈した。  

 一方でゆきぽよは「OKだから行ったとしても書かないで欲しい。有名な人や芸能をやっている人たちが行ったら、絶対に書かれる。それは違う」とも述べると、自身については「完全に宅飲みですね」とも話した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

『首相より尾身会長の方が政治家らしい』との評価が出てくるわけ。

f:id:gotoshikari:20210620142424j:plain


分科会の尾身会長については、シカリさんとしては最後の最後に政治に屈してしまったと思っていますが、巷では、『首相より尾身会長の方が政治家らしい』などと評価されているらしい。

 

はたして、それは尾身会長が途轍もなく能力が高いために出ている話だろうか。

 

ワシは、そうは思はない。

 

ワシは、こうした評価が出てくる理由は、日本の政治家が『途轍もなく質が落ちているから』だと思っています。

 

「原稿を棒読みする首相」

 

なぜなのか。

 

それは、状況を自分の頭で理解出来ず、分析できず、説明するための言葉に変換できないからだと思います。(まあ、ワシが人のことを言えた義理ではないですけどね^^;)

 

もちろん、尾身会長は専門分野でワシらには想像できないくらいの知識や経験をお持ちでしょう。

 

でも、政治家としての人々には、そうした極めてレベルの高い専門的知識は必要ではないと思うんですね。

 

要は、素直に現実を受け入れ、他人の知識を借りながら、的確に把握し、課題解決に向けた処方箋を作り上げる力があれば良いんだと思うんですね。そして、その処方箋について国民に説明できれば、それなりに評価を受けると思うのですが、現在の自民党の政治家のほとんどが違う。

 

現実を見る前に損得の計算。自分の票への見返りの計算。そんなことで、素直に現実を見ることも出来ない。

 

そんな人ばかり。

 

しかも、ウソを平気で言える。

 

1万人以下、と言ったかと思うと、2万人の開会式を行うという。ビックリして、抗議する気も失せてしまうよ。

 

秋には衆議院議員選挙が行われるから、ぜひ、普通に政治家としての資質を備えた人を選びたいものですね。

 

***************************************************************************

棒読みする首相より政治家らしい尾身茂会長 百戦錬磨の官僚も戦々恐々

日刊スポーツ、6/20(日) 10:00配信

 

 スポーツ担当ではあるが、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)を取材する機会があった。最近では、東京五輪パラリンピック開催に伴う新型コロナウイルス感染拡大のリスク提言を発表する数日前。発表日程や内容を取材しようと、他の記者とともに、政府に出入りする尾身氏を囲んだ。

 16日の分科会終了後の会見で、イベント開催条件について「五輪とは関係ない話として了承した」と発言した。五輪に準用される見通しとなるだけに、「五輪とは無関係」発言に質問が集中した。

 尾身氏は翌日に控えた首相会見で、五輪関連の質問が矢継ぎ早にあるのではと言われても「今日(=分科会後の会見)と一緒でしょう」。別に何かありますか、といった感じで平然としていた。何度か政府内で見かけたが、悠然と歩き、小走りや早歩きする姿を見たことがない。常にトーンが変わらず、ひょうひょうとしている印象を受けた。

 ある政府関係者は尾身氏の印象を「つかめない。なかなかのお人です」と言った。「官僚に対して『国会答弁では、どこまで踏み込んで話してよいのか』などと質問し、説明にしっかり耳を傾けます。官僚は『ここまでは言ってくださって大丈夫です』などと説明するのですが、いざフタを開けると、まるで話し合いがなかったかのように、踏み込んで答弁されていました(笑い)」。百戦錬磨の官僚も戦々恐々としていた。

 有志でのリスク提言などで、政府との間の溝は確実に生じている。一方、首相がG7で開催を表明したからと、提言には中止や延期に関する言及を盛り込まなかった。専門家としてきっちり仕事しつつ、政府が受け入れられる余地も残しているかのようだった。

 首相会見でも、いつもどのような質問にも抜かりなく答えている。官僚が用意したペーパーを棒読みする首相よりも、よほど政治家らしく見えてならない。【近藤由美子】(ニッカンスポーツ・コム/スポーツコラム「We Love Sports」)